9月になりましたが、さいたま市では連日真夏日が続いていますね。
今年内窓を付けられたお客様から、効果のほどをお聞きするのが楽しみになるくらいの暑さです。
さて、今回は『マンションの性能を向上させるリノベーション工事ベスト4』を考えてみたいと思います。
1. 給水・給湯・追炊き等の配管(金属製)の交換
マンションに住んでいると、建物内で漏水事故をお聞きしたことはありませんか?
『蛇口が故障した』『トイレのタンクが故障した』『洗濯機の水栓が外れた』などの場合は目に見えるところで漏水しているので、漏れた箇所も特定しやすく修理もしやすいです。
ところが、床下の給湯管(銅管)から漏水した場合、階下の部屋にポタポタ流れてしまってから初めてわかるケースが多いです。
修理する際には漏れた部分の給湯管のみ交換するのですが、他の箇所から漏れるリスクを抱えたまま生活することになります。
いつかは配管の寿命が来ますので、水まわりをすべて交換するようなリノベーションをする場合は、配管の交換は必須です。
※配管更新前の画像。配管は金属製。
※配管更新後の画像。配管が架橋ポリエチレン管に替わりました。
2.内窓の設置
以前のブログ(寒い時期に発生しやすい窓の結露、放置していませんか?)でも取り上げましたが、『結露対策』『高い遮音効果』『防犯効果』『夏の暑さ対策』『家の中の温度差の低減』『光熱費の低減』と大きなメリットがあります。
設置したお客様の満足度が非常に高く、大変喜ばれます。
また、例年国や県の補助金もありますので、意外とお得に取付できます。
3.照明器具のLED化
もともとお部屋についているダウンライト、ベースライトなどは、白熱電球、または蛍光灯が使われています。
これらは消費電力が高いうえ、寿命も短いです。
『省エネ』『ランプ取替の負担軽減』のために、すべてLED化させましょう。
唯一のデメリットであった商品価格も、お求め安くなりました。
4.手すりの設置
家庭内での転倒事故、または転倒しそうになったことはありませんか?事故防止のためにも手すりを設置しましょう。
①玄関上り框の壁に縦型手すり、②トイレの壁にL型か縦型手すり、③ユニットバスの浴槽側壁にL型手すりをおすすめします。
特に③のL型手すりは、浴槽から立ち上がる時に重宝します。
以上、当社が考える『マンションの性能を向上させるリノベーション工事ベスト4』でした。
初回の打ち合わせ時にご提案させていただきますので、ぜひご検討をお願いします。