こんにちは!プランナーの菅原美湖です。
今回は、国土交通省による補助金事業「こどもエコすまい支援事業」についてご紹介したいと思います。
この記事では、リフォーム・リノベーション工事で「こどもエコすまい支援事業」の補助を受けるために必要な情報をわかりやすく解説していきます!
■「こどもエコすまい支援事業」とは?
2050年カーボンニュートラル実現のため、住宅の省エネ化の推進を目的とした国土交通省による補助金事業です。
カーボンニュートラルとは、二酸化炭素などの「温室効果ガスの排出量と吸収量を差し引きゼロにしましょう」という取り組みのことで、マンションにおいてはガスや電気の使用量を減らすことがカーボンニュートラルにつながります。
■対象となる住宅・対象期間は?
対象となる住宅 ➡ リフォーム工事の発注者が所有している住宅(延べ面積50㎡以上)
対象期間 ➡ 2022年11月8日以降に着工すること(工事請負契約は着工の前に行う)
申請期間 ➡ 遅くとも 2023年12月31日(予算上限に達するまで)
「”こども”エコすまい」という名称から、子育て世帯だけが対象なのでは?と思われるかもしれませんが、リフォーム・リノベーション工事の場合は全世帯が対象になります。
■対象となるリフォーム工事は?
いずれか必須の工事
①開口部の断熱改修 ➡ 内窓の取付など
②外壁・屋根・天井・床の断熱改修 ➡ 断熱材の貼付けなど
③エコ住宅設備の設置 ➡ 高断熱浴槽、節水型トイレ、節湯水栓の設置など
上記①~③と一緒に行うと対象になる工事
④子育て対応改修 ➡ 食洗機、浴室換気乾燥暖房機の設置など
⑤防災性向上改修 ➡ 防災ガラスへの交換など
⑥バリアフリー改修 ➡ 手すりの取付など
⑦空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
⑧リフォーム瑕疵保険等の加入
以上の8つのの工事が対象です。
①~③の高断熱化、省エネルギー、節水につながる工事が必須となっていることがわかります。
■対象となる工事の補助額は?
リフォーム・リノベーション工事では5万円から申請することができ、1戸あたりの上限は30万円です。
また、若者世帯や子育て世帯が既存住宅を購入して工事を行う場合の上限は60万円となります。
補助額は工事内容によって設定されており、以下はその一例です。
・内窓 ➡ 大:31,000円、中:24,000円、小:20,000円(※ZEH基準レベルの場合)
・外壁全体の断熱改修 ➡ 151,000円(※ZEH基準レベルの場合)
・高断熱浴槽 ➡ 27,000円
・お手入れしやすい節水型トイレ ➡ 20,000円
・節湯水栓 ➡ 5,000円
以下の「住宅省エネ2023キャンペーンサイト」の補助対象リフォームMAPで、それぞれの補助金額を簡単に確認することができます↓
■注意したい点は?
申請期間は遅くとも2023年12月末ですが、補助金の予算上限に達した時点で申請が締め切られます。申請をご希望の方は、早めに工事を完了させて申請することをおすすめいたします。
■どうすれば申請できる?
リフォーム・リノベーション工事を請け負った会社がオンラインで申請手続きを行います。お客様には本人確認書類などの必要書類を提出していただきます。
オレンジデザインは2022年度の「こどもみらい住宅支援事業」と同様に「こどもエコすまい支援事業」にも事業者登録いたしますので、申請までお任せください。
マンションのリフォーム・リノベーションをご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください♪