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リフォーム用クロスのえらびかた②

引き続きリフォーム用クロスのえらびかたについてお話していきます。
オレンジデザインコーディネーターのKと申します。

 →リフォーム用クロスのえらびかた① はこちら

この回では、壁紙の貼り分けについて、また、濃色・柄物の壁紙についてお話したいと思います。

■壁紙の貼り分けについて

2種類以上の壁紙を使用する場合、入隅・ドアの枠・カウンター等で区切られた部分で貼り分けを行います。

入隅で貼り分けた場合です
↑入隅で貼り分けた場合です

いづれも該当しない場合、このように見切りを必要とする為、貼り分けの区画は慎重に検討する必要があります

黒い見切りが入っています
↑黒い見切りが横方向に入っています

また、メインの壁と天井(梁)のクロスは同じものをお選びいただくようお願いしております。

理由について以下にまとめましたのでご覧ください

また、梁(下り天井)と壁がひとつづきになっている場合もあります

ドア上部の下がり天井からキッチンまで伸び、そのままレンジフードの前壁まで一続きになっています
↑ドア上部の下がり天井からキッチンまで伸び、そのままレンジフードの前壁まで一続きになっています

天井と壁面の壁紙の貼り分けのルールがあいまいになり、錯誤が生じやすい為
基本的に天井と壁面は同じもので貼っていきます。

■濃色・柄物の壁紙について

壁紙は湿度や温度によって伸び縮みします。
また、地震やマンションの躯体の動きに追従する為、ずれる事も多々あります。

壁紙を貼る下地の色は淡色がほとんどである為、濃色の壁紙が縮んだりずれた場合
ヘリ同士が離れて下地が見える為、淡色の壁紙よりかなり目立ちます。

また、壁紙を貼る糊の拭き取り残りが出る場合があります。

淡色の場合ほとんど見えませんが、濃色だとかなり目立つ結果になります。

濃色の壁紙は小さな区画(90cm以内)や、照明があまり当たらない部分であれば
アクセントに適していますが、大きな部分を占める貼り付けの場合
職人さんの手腕以外にも温度や湿度の変化、下地の状態、マンションの造りなどが関わってくるので
広範囲の貼付には不向きです。

柄物クロスは柄合わせを行う為、無地クロスよりロスが多く出ます(+料金)
こちらもクロス幅90cm以下の貼付に適しています。
また複雑な形状の壁面に貼る場合、柄合わせが困難な為お断りさせていただく場合があります。

マンションリフォームをお考え中の方は是非オレンジデザインにご相談下さい。

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